厚生労働省の中央最低賃金審議会は 8 月 4 日、令和７年度（2025 年度）の 最低賃金引上げの目安 を公表しました。
目安どおりに改定されると、全国加重平均は 1,118 円（＋63 円／引上げ率 6.0％） となり、いずれも過去最大の伸び幅です。

目安どおりの改定額に決定した場合の最低賃金額は以下の通りとなります。

	令和６年度額	目安の引上げ幅	令和７年度の目安額（試算）
東京	1,163 円	＋63 円	1,226 円
神奈川	1,162 円	＋63 円	1,225 円
千葉	1,076 円	＋63 円	1,139 円
埼玉	1,078 円	＋63 円	1,141 円
茨城	1,005 円	＋63 円	1,068 円

最低賃金の上昇に伴い、パート・アルバイトの時間単価の変更だけではなく、月給制社員の「最低賃金割れ」の確認も必要です。
東京都のフルタイム社員は「月給21万円」を下回っていると最低賃金を下回っているリスクがあります。
また、最低賃金に算入できない手当がありますので詳しくはご相談ください。